整体揉々のコンセプト

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整体揉々のコンセプトは?

先日、治療院専門の指導をされている先生のYou Tube動画を見ていたら、「一人治療院は、治療目的か、癒し(リラクゼーション)目的か、はっきり立ち位置を明確にして、どんぶりにしてはいけない」というような意味のことを語られていました。マーケティングセミナーでは、あるあるな話なのですが、本当にそうでしょうか?と思ってしまいます。おそらく他院の先生もそう思う方が多いのではないかと(勝手に)思っています。どんなに完ぺきな理論でその正当性を説明されたとしても、スッキリセンサーが全くすっきりしないからです。

治療と癒しの二刀流

治療院だから、体調改善は当然必要な条件ですが、癒し(リラクゼーション)だって欲しい患者様っていると思うんですよね。最初は、痛みの治療で来られても、3~4回で痛みが消えたら、それでさようならでは寂しい感じがします。せっかく自分に合った治療院に巡り合えたなら尚更です。自分にピッタリな治療院なんて、なかなかないという方が実際多いですから。かくいう自分もそうです。だから4~5回目以降は、痛みが改善されてもメンテナンスで通っていただけるように最初からメンテナンス要素を取り入れたコースに仕上げておく方がベストな選択だと思い、これまでその方向性でやってきました。

整体揉々は治療と癒しをバランス良く取り入れた整体院です

他院の先生はどうお考えなのでしょうね?私自身、他院にお世話になったことがあまりないので、実情はよく分からないのですが、、、。歯科医の業界を例に上げると、私は数年に一回しか行かないんですが、それでもたまに行くと、整体業界と同じく、院によってその治療技術はピンキリなんだなと感じてしまいます。まさに職人さんのような先生もいれば、接客、語りがうまい先生もいますよね。個人的には、技術がしっかりしていて、語りは下手でも、響いてくる一言二言を語ってくれるような先生の方がいいですね。結局、個人店の場合は、院長がいいと思う方向に育っていくものだし、マーケティングの先生がどんなに理論を語っても心に響いてこなければ、スルーしてしまいます。あくまでもその先生の個人的意見でしかないと思うからです。仕入れた情報知識を現場で実験し、検証して、自分の院にフィットするかどうか吟味した末に、その考え方を取り入れるかどうか最終的に決定するプロセスが大事でしょう。

そして約10年、整体揉々を経営してきてたどりついた整体揉々のコンセプトは、

治療と癒しをバランスよく取り入れた整体院

そうです。気が付いたら、開業当初と全く変わってませんでした(笑)。