シンギュラリティ時代の到来
第3のまさか
コロナ、ロシア・ウクライナ戦争、と世界規模の”まさか”が二つ続きましたが、次は何がやってくるんだろうと思っていたら、、、。
来ましたね!
Chat GPT、、、。
この名前を初めて聞いたのは、You Tubeのホリエモンチャンネルだったと思う。
その時は、それほどピンと来なくて、ふ~~~んという感じでした(笑)。
しかし時間とともに、この新たな存在は巨大な脅威であるかもしれないという認識がジワジワと芽生えてきました。
AIの進化が人間を超える特異点をシンギュラリティと呼んでいますが、それが起きるのは2045年頃と言われていました。しかし、Chat GPTは既に(部分的に)シンギュラリティを超えてしまったのではないかと思います。
人間の質問に対する答えは、ある意味人間よりも優秀で、不気味ささえ感じるほどです(~_~;)。
学生の間では、既にレポート作成をGPTに依存し始めていたり、SNSのニュースライター達は、AIによって仕事を奪われるのではないかと危機感を募らせていたりと、ここそこでGPTの話題を耳にするようになってきました。
GPTの登場によって、私たちの間に萌している不安の一番の正体は、人間という存在がAIに取って代わられるのではないかという、人間存在の最も根幹的な問題が揺さぶられているということではないでしょうか。
GPTの影響が、この世界を光転に導くのか、暗転に導くのかは、私たち人間次第だと思いますが、あくまでも人間は発展途上の存在。大きな選択ミスをする可能性だって十分にあり得るのです。
AIの進化の波が避けて通れない道だとしたら、人間は何をもって自身の存在意義を確かにし、AIと共存できる道を切り開いてゆけるのでしょうか?
人間とAI、どちらを人は選ぶのか
人間とAIを分ける決定的な違いとは?
それは、人間は、天啓やインスピレーションのように高次の次元にアクセスできるということに尽きると思います。
それまでにはなかった発想、発明、発見などがそれでしょう。過去ではなく未来に属するものを引き寄せる力。
また、青写真(事態の本来あるべき姿)にアクセスし引き寄せ、新しいシステムや問題解決のモデルを生み出す力もそうでしょう。
そして、人間的感情、思いやり、優しさ、勇気、畏敬、、、なども機械にはないものです。
どんなにAIの進化、台頭が起きても、人間にしかない力、輝きは厳然としてあるということでしょう。
逆にいうとAIの進化によって、人間に求められる力が明確になったということではないでしょうか。精神世界を掘り進め、内を見る目を切り開いた先に獲得できる”高次の人格”を備えた人間の誕生こそが、今の時代に呼びかけられていることは間違いないと思うのです。